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注文住宅に地盤調査は必須?調査の方法や費用について解説!

公開日:2022/11/15   最終更新日:2022/11/08

住宅を建てるときには地盤が大切です。どんなに丈夫な家を建てても、地盤かしっかりしていないと傾いてしまいます。そのため、家を建てるときは地盤調査を行います。地盤調査という言葉は聞いたことがあるけれど、どんな調査なのか知らないという方も多いのではないでしょうか。今回は、地盤調査の方法や費用についてご紹介します。

地盤調査は必ずやるべきなのか

地盤調査は義務なのでしょうか。建築にかかるコストはなるべく削減したいですよね。地盤調査コストは削減できないのか気になります。地盤は家を支える重要なものです。軟弱な地盤に建物を建てると地盤沈下が起きたり、家が傾いたりするなどの危険性があります。家が傾くと、ドアなどに影響を及ぼすだけではなく、建物自体が劣化しやすくなるといったデメリットが生まれます。

この危険を回避するために、地盤自体がどれくらいの支える力があるか、地盤沈下を起こさないための抵抗力がどれくらいかあるのかといった地耐力を測定して数値化。この計算を行い、建物ごとに最適な基礎や構造を考えるために地盤調査は必要なのです。地盤調査は義務化されており、法的にも必須な調査といえるでしょう。

さらに地盤調査の実施は、住宅の「瑕疵担保責任」に関係しています。瑕疵担保責任とは、建物の欠陥が見つかった場合に売り主側が10年間責任を持つことです。そのため、必ず保険に入ります。この保険に入るときに地盤調査が必須です。このことから住宅の新築だけでなく、建て替えのときでも地盤調査は行います。

地盤調査の方法と必要な費用

地盤調査の方法は、一般的に3種類あります。

スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)

調査コストが比較的安価で導入しやすく、一般住宅において最も多く利用されている方法です。費用は5万円~10万円程度。使用する道具は、重りをつけた「ロッド」と呼ばれる鉄の棒を回転させながら地盤に垂直にねじ込み、重さと回転数から地盤の強さを調査します。ロッドがスムーズに沈めば軟弱地盤、なかなか沈まないようであれば固い地盤ということです。

一戸建て住宅の場合は、荷重がかかりやすい建物の四隅と、中心部分の計5か所を測定するのが一般的です。規模が大きい工事や特殊な間取りの工事では、正確性が確保できないためこの方法は向いていません。

ボーリング調査

ボーリング機械を使って穴を掘り、そこにハンマーを落下させて強度をはかる調査方法です。スウェーデン式サウンディング試験と比べると、地質の状態まで調べられます。多くの地盤調査に利用されていて、実績も豊富にあるため、データの信頼性が高いのがメリットです。一般的に、マンションや規模の大きい建物の調査の場合にボーリング調査が行われます。費用は20万円~30万円程度と調査費用も高いです。

表面波探査法

地面を揺らして、その揺れの伝わる速さにより、地盤の硬軟を判断します。 データの変化から、地層の境界を読み取り、各層に支持力がどのくらいあるのか調べるのです。表⾯波探査法は、地層毎に地盤の固さを表す「⽀持⼒」が分かります。また、地盤の地層傾斜が分かるから、建物を建てたとき、どの程度沈下するか「沈下特性」が分かるでしょう。費用は、スウェーデン式サウンディング試験よりも少し高めです。

問題ありの場合の改良方法は主に3種類

地盤が軟弱と判断されたら、地盤を改良しなくてはなりません。費用は土地の広さなどの条件によって異なりますが、100万以上かかるケースもあります。地盤改良の方法は主に3つです。

表面改良工法

軟弱地盤の範囲が地表から2mまでの場合に用いられる工法です。建物基礎の下にある地表全体を12m程度掘って、そこにセメント系固化剤を加えて均一にかき混ぜて締め固まることで地盤強化と沈下抑制を測ります。狭小地でも施工でき、さまざまな土質・地盤に適用。作業効率がよく、工期も12日と短いため、地表から1m程度であれば、費用を抑えられます。地表から2mになると、柱状改良工法のほうが安くすむ場合もあるでしょう。

柱状改良工法

一般住宅で最も多く使われています。軟弱地盤の範囲が地中2~8mの場合に用いられる工法です。表層改良工法で強度を出すのが難しい地盤の場合によく用いられます。改良する土地に碁盤の目のようにコンクリートの柱を規則正しく何本も注入して地盤を強固にすることで建物を支える地盤を改良。改良杭の数が30本程度であれば、23日で工事は完了します。

鋼管杭(こうかんくい)工法

軟弱地盤の範囲が地中30mまでの場合に用いられる工法です。土質が悪い場合や支持層が深く、表層改良工法や柱状改良工法では届かない場合にこの工法を用います。鋼管によって建物を支える地盤を改良。工事にかかる日数は12日です。

 

どんなことでも基礎が大事とよく言われています。家にとって地盤は大切な基礎です。しっかりとした地盤の上に、頑丈な家を建てましょう。地盤調査は、そのための第一歩です。費用も気になるところですし、地盤改良工事となると高額になる場合もありますが、長く住むことを考えたら必要な費用でしょう。せっかく家を建てるのであれば、家族が安心して長く住める家がいいですね。

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